ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない【その1】

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:04:05.47 ID:lxchVA+W0
らっきょらっきょ 



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:11:38.00 ID:nBecBXd80
おい上原ぁ!!!お前が遅いから1がたてちゃっただろうが!乙しとけよ!!! 

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:13:48.76 ID:6fTjaN1TO
いいい、いっちちちちちおおおつつつつっっっ 

 
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:18:33.73 ID:xZORwDLZ0
立ててくれた人ありがとう。 
中卒だけど頑張って書くぞ。 

早速、参考書を見ながらHTMLの作成の取り掛かる俺。 
しかしリーダーの声がうるさくて集中できん。 
「上原ぁ!!おまえ500円返せよ!」

む?

「すすす、すいま、まま、せ」 
500円で参考書は買えないぞ。俺のですら2200円したのに。

まぁいい!とにかくやらないと帰れないんだ! 
俺は設計書を見ながら、ちゃくちゃくと画面を作っていく。 
C♯だと、VBみたいにボタンやチェックボックスなど、
ツールボックスから選べれるのが良い。 
素のHTMLよりずっと簡単だ。 
よし・・・画面完成まであと少し・・・。時刻は午後4時半だ 

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:25:32.05 ID:xZORwDLZ0
みんなも気になっていると思うが、このスレの終点としては、今現在にしようと思っている。 
ただ、今みたいに1日、1日書いてくとキリがないから、どこかではしょる。 
できるだけコンパクトにするよう努力はするよ。ごめんな・・・。 

画面完成まであと少しという所だったが、設計書の画面レイアウトが何かおかしい 
俺はもう設計書を信じないことにした。 
なんでもかんでも疑ってかからないとダメだ。

文章では 
チェックボックスを配置 項目IDchkhoge 
しかし画面レイアウトでは、ラジオボタンになっている。 
何がしたいんだリーダー・・・。 
俺は席を立った。上原さんに行くべきか。リーダーにするべきか。 


74 名前:1:2007/11/25(日) 02:30:47.28 ID:xZORwDLZ0
ちなみにhogeは、この業界だとサンプルネームみたいなもの。 
ドラクエでいうエニクスのようなもの。 

上原さんはもう死ぬ寸前だ。鼻で息をしてない。口でスーハーやってる。 
リーダーに聞く。 
「すいません」 
「なんだよ」 
「設計書がまた違うのですが」 
「おい、上原ぁ!!!!!!!!!」

またか。もうやめてあげてくれ。死ぬぞ、上原さん

「はは、は」 
「お前また設計書サボっただろ!?」 
「い、い、いえ、い、いまみ、みなお、し」 
「それじゃねぇ、これだよ!!」

もうこのやり取りにも慣れてきていた。 
とりあえず、現状を説明する 


88 名前:1:2007/11/25(日) 02:34:31.19 ID:xZORwDLZ0
「あ?これラジオボタンだよ」 
「ラジオボタンですか」 
「そうだよ。上原、な?」 
「はははは、は、いいい」 
目が合ってない。大丈夫か。

とりあえずラジオボタンだということらしい。
ここらで俺は新人という意識が消えつつあった。 
まさにソルジャーとして目覚めようとしていた。 
この会社の恐ろしいところである。 
自分よりも明らかに格下の人間を作ることによって、
あいつよりマシだ、と思わせるのだ・・・。 
なんという洗脳・・・。 
しかし俺はコレで画面は完成した。 
後はプログラムを組み込むだけだ。時刻は18時 

118 名前:1:2007/11/25(日) 02:41:55.77 ID:xZORwDLZ0
xしかしまたこのプログラムが難解だった。 
既存の関数や、メソッド、クラスをコピペして応用するも、やはりどこか甘い。 
この新規画面というのは、いわゆるユーザー作成用の画面なのだが 
バッチ系とリンクされており、このプログラム単独で動くタイプのものではなかった。

上記の説明で分からない人が居ると思うので、簡単に説明すると 
島はあるが、その島に行くのに手段が無いというわけだ。 
バッチという名の船が要る。まだ出来てないのか?

作成者は誰だ。

井出さんだった。部下無視の。 


135 名前:1:2007/11/25(日) 02:45:06.25 ID:xZORwDLZ0
無視するからな・・・。 
「すいません井出さん」 
「前髪うぜー」 
「井出さん」 
「前髪邪魔いんだよな」 
「井出さん、聞いてますか?」 
「前髪がな・・・」

こいつ、何がしたいんだ。おまえ坊主だろうが。

「おい、井出」 
「はいなんでしょう」 
「おまえ前髪ねーだろw」 
「そうでしたwwww」

もういいから。

「井出さん」 
「前髪のない井出です。なに?」

おぉ、返事をしたぞ。 


155 名前:1:2007/11/25(日) 02:50:14.19 ID:xZORwDLZ0
「えっとですね、バッチの完成を待っているんですが」 
「ん?」 
「バッチの完成を待ってるんです。C♯の」 
「あぁ、OKOK」 
なんだ出来てるのか

「今から取り掛かるよ」

おいおいおいおい。それじゃ遅いよ。ってか、今まで何やってたんだ 
「い、今からですか?」 
「そうだよ。当たり前だろ。まぁ3~5時間で出来ると思うから待ってて」 
「え、待つんですか?」 
「うん」 
もう18時回ってるぞ。俺何もすることがない。 
リーダーを見る。 
眉間にしわを寄せて画面を見ている。機嫌が悪そうだ。待つしかない。 


183 名前:1:2007/11/25(日) 02:55:53.83 ID:xZORwDLZ0
20時・・・。 
「これ時間かかるな」 
何か聞こえたぞ 

22時・・・。 
一向に終わる気配が無い。俺はこの間、暇だったので参考書を読んでた。 
ちなみに上原さんは21時で帰宅。もう耐え切れなかったんだろう。 
労働時間は24時間を超えている。 

23時・・・。 
参考書も読み終えた。俺はさすがに我慢の限界だった。 
「井出さん」 
「俺の脳内すげぇな。性ばっか」 
何言ってんだよ・・・。画面を見る

なんか占いの画面が出てる。脳みそ占い?みたいなのが出てて、
井出さんは見事に性で埋まっていた。 
ていうか何やってんだこの人。
 
俺はキレてもいい 



186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:57:00.19 ID:lxchVA+W0
らっきょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 
脳内メーカーしてんじゃねえよwwwwwwwwwwwwww

210 名前:1:2007/11/25(日) 03:00:32.07 ID:xZORwDLZ0
「ちょっと、井出さん、何やってるんですか。仕事してくださいよ。俺は」 
「時に落ち着け。俺の頭の中は性で埋まっている。これがどういう意味かわかるか?」 
知るか。てめぇ仕事しろよ。俺は待ってんだぞ。4時間経つんだぞ。 
「つまるところ、俺はただのエロガッパということだ」 
そうですか。 
「仕事なんてできません。あい、とぅいまて~ん」

俺は帰った。 


227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:02:55.95 ID:pCtvs2yF0
>>210 
吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 

246 名前:1:2007/11/25(日) 03:06:43.02 ID:xZORwDLZ0
ついていけん。俺は怒りで発狂しそうだった。 
俺の4時間を返せ。
いや、参考書読んでたから無駄じゃないが、家でも読めたんだぞ。

なにが 
「あい、とぅいまて~ん」 
だ。人をナメきっている。

電車に揺られ、ipodで愛をとりもどせを聴きながら地味にストレス発散。 
すると携帯がブルブルと震えている。 
会社からだ。俺は悪くないぞ。井出に怒れ。 
「おい、1。勝手に帰るな」 
「井出さんが悪いと思うんですが」 
「そう言うな。井出だって必死だったんだ」 
「性についてですか?」 
「違う」 
「今電車の中なので、電話切りますよ」 
「明日、詳しく話すぞ」

俺は悪くねぇ。 


280 名前:1:2007/11/25(日) 03:13:19.89 ID:xZORwDLZ0
すまん、電話はリーダーからだ。 

そして帰宅。もう精神的にも参ってたので、シャワーだけ浴びてとっとと布団に入って寝た。 
翌日、俺はいつも通り会社に到着。 
井出さんは来ていない。 
藤田さんは来ている。この人はいつも早い。いつ寝てるんだろうな。 
昨日帰ったことについて相談した方がいいかな。

「おはようございます」 
「おはよう。1くん、勝手に帰ったらダメだよw」 
「すいません。でも、私も許せなかったんです。以後気をつけます」 
「うん。あーあと上原さん、今日は病院だって。
設計書はサーバにあげといたみたいだから、確認するといいよ」

病院・・・?何だ・・・?

「はい。ありがとうございます」 
そう言って、席に向かう。まぁ確かに帰ったのはまずかったな。リーダーの口調もマジだったし。 
席につく。画面を見る。紙がはってある。何か書いてあるな。 

「これで仲なおり☆ 脳内占い URL」 

井出氏ね 

286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:14:34.19 ID:PNNXzQNr0
井出に萌えたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 

288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:14:40.76 ID:tkFC8C7Q0
>>280 
井出wwwwwwwwwwwwwwwwwww 



 
312 名前:1:2007/11/25(日) 03:19:43.26 ID:xZORwDLZ0
人をなめ腐ってるな、あの人間は。 
俺とは一生、仲良くなれないタイプの人間だ。ていうか、謝れよな・・・。 
紙をぐしゃぐしゃに破いてゴミ箱に捨て、設計書の確認に入る。

客先の要望書と照らし合わせながらの作業なので、非常に目が疲れる作業だ。 
その最中、リーダーがやってきた。 
藤田さんがまず、上原さんの病欠を伝える。

「軟弱だな。この仕事は体力が勝負だぞ。藤田、お前も日ごろから鍛えろよ」 
「はいw どうもw」 
次は俺か。 
「おい、1」 
来た。とこの瞬間 
「エロガッパ惨状!!」 
井出さんが来た。 
「お、1。昨日は悪かったw 脳内占いやった?w」 
やってねぇ。話しかけるな。 

331 名前:1:2007/11/25(日) 03:24:10.68 ID:xZORwDLZ0
「やってないですよ。それより、バッチはどうなったんですか?」 
今日も出来てないとなると、俺はVBの作業に戻らないといけない。 
リーダーが言ってたように、頭が回らなくなるぞ。 
「仕事ばっかだな。そんなんじゃ早死にしちゃうぞっ」 
もういいから 
「バッチはどうなったんですか?」 
「おいおい、それ聞くの?リーダー」 
「ぽりんきー・・・ぽりんきー・・・」 
リーダーが口ずさみ始めた。何がしたいんだ。良いから早く答えろ 
「仕事の秘密はね」 
「「教えてあげないよっじゃん!!」」 
「いい加減にしてくださいよ!!!!」

キレた 
 
340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:25:54.23 ID:TA5AeSAP0
覚醒ktkr
 


 
364 名前:1:2007/11/25(日) 03:30:00.91 ID:xZORwDLZ0
こんなくだらないネタを昨日考えてたのか。 
アホだろう、こいつらは。

「リーダーも井出さんも、そんなのでよく仕事が勤まりますね」 
「怒っちゃった」 
「毎日、毎日、上原さんいじめてるし、精神的な何かで病院行ったんじゃないんですか?」 
リーダーを睨む俺。 
俺は親が死んで働く決心がついて、やっと仕事を見つけて 
初日にとんでもない苦労を味わっても、それにくじけずやってるというのに 
こいつらをそれをからかっているようにしか見えない。 
仕事をやる気が完全に失せてしまった。 
「社長に言ってきますから」 
「あーまてまて」 
「待ちませんよ。俺に非はない」

社長に報告しに行く俺 


393 名前:1:2007/11/25(日) 03:35:44.79 ID:xZORwDLZ0
社長は俺の話を真剣に聞き、二名を呼んで座らせた。 
要するに説教の開始だ。

「社長、まぁ落ち着いてください。ここで僕のハゲビームで」 
「うるさい!おまえはそれでも社会人か!」

正論だ。NEETやってた俺のがまとも(だと思う)ってのはどうなんだ。 
というか、この会社は社長が口出さないから、結局役員がやりたい放題になってる 
これがブラックの一番の原因でないかと俺は思う。 
社長が説教を二人にじっくりと聞かせて、頭を下げてもらった。 
ついでに上原さんのことも言っておいた。 

しかし上原さん、胃を悪くしてしまったらしい。
病名はわからないけど、いつも薬を服用するようになってしまった。 
あっち系の薬じゃなければいいが 


401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:37:25.52 ID:GMPhh5gS0
ハゲビームって・・・井出は心底どうしようもないな 


424 名前:1:2007/11/25(日) 03:42:38.54 ID:xZORwDLZ0
それからと言うものの、この二人は勤務態度はかなりマシになった。 
しかし、例の掛け合いは今も続いている。

一番最新のでは 
「ただいま、もどりました」←リーダー 
「おかえリーダーたけし!!」 
だった。俺はもうスルーしている。 
そして上原さんが復帰。上原さんは頬が痩せこげ、目だけが異様に飛び出していた。 
食物とってるのか・・・?

しかし納期まであと1週間しかない。
他人はどうでもいい。俺が生存しなければならないんだ。 
完璧なソルジャーとなっていた俺 


447 名前:1:2007/11/25(日) 03:48:27.21 ID:xZORwDLZ0
VBを無事に完成させた。 
あとは井出さんのバッチ完成を待って(まだ完成してない)、
残りのC♯を組み込めば納期ギリギリだ。 
テスト作業は藤田さん担当だから、俺はここで一段落つくことになる 
「井出さん」 
「はい」 
「バッチできました?」 
「まだです」 
「わかりました」 
井出さんは俺に敬語使うようになってしまった。少々気まずい。

おっと、上原さんにVBの設計書のお礼を言わないとな。 
「上原さん」 
「・・・・」

この人やばくないか?

「上原さん、設計書のことなんですが」 
顔だけこっち向ける上原さん 
「大丈夫ですか?」 
「は・・・は・・・は・・・」

入院しろよ・・・ 



457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:50:56.01 ID:I+1I7bVd0
てゆーか、最初の数ヶ月って試用期間なんじゃないの? 
そんな状況でキレちゃうのは、ちょっとどうかな~。 

 
473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:54:08.65 ID:DXrR/UFh0
言ったもん勝ちみたいなとこはあるぞIT業界 
「こいつは発言力ある」って空気を作っちゃったほうが楽だと俺は思う
 
 
478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:55:17.97 ID:Q/Qi+HYV0
なんというか正直者がバカを見るような社会はうんざりだな。 
仕事の環境を整える意味では>>1のキレというか、 
社長に直接話に行ったのが良かったかと思う。 

その場で2人にキレてるだけだったら、 
解決どころか状況が悪化してただけに過ぎないからな。 
上司が駄目なら、その上に掛け合うってのは一つの手段。



 
471 名前:1:2007/11/25(日) 03:53:27.74 ID:xZORwDLZ0
いや、でも俺としてはキレて良かったと思ってるかな・・・。 
あい、とぅいまて~ん→教えてあげないよっじゃん はさすがに耐えれんかった。 
しかもこっちはデスマ状態だというのに。 
どっちが大人だったんだろうか。やっぱ耐えてた方が大人なんかね。 

「あの、質問とかじゃないので聴いてくれさえすれば」 
「は・・・は・・・は・・・」 
ダメだこいつ。 
「設計書、どうもありがとうございました。おかげでVBの方が完成しました」 
「い・・・」 
「ありがとうございます」 
「は・・・」 
本気でやばい。介護施設での療養が必要だ。 
俺は静かに立ち去る。 
つかバッチまだかよ。

「1さん」←井出 
「はい」 
「できました」 

井出の口調が変わったせいで描写がしにくい。
読みにくかったらごめん 




504 名前:1:2007/11/25(日) 04:00:37.24 ID:xZORwDLZ0
「ありがとうございます。もうリンクしちゃっても大丈夫ですか?」 
「大丈夫です」 
よし。あとはこの組み込みさえ終えれば。

ってなんじゃこれ。

中のプログラムを見てみると、プログラム仕様書にある
変数定義の決まりとかが全然守られてない。 
コイツ相当なバカなんじゃないか・・・。

「あの、井出さん」 
「はい」 
「定義がデタラメすぎるので、これ使えないです」 
「マジで?」 
「ホントです。この仕様書見てください」 
「おぉぉぉい、マジかよっ」 
大声で叫ぶ井出さん 
「前のシステムと全然変わってんじゃん!!」

当たり前だろ・・・。 


535 名前:1:2007/11/25(日) 04:05:52.00 ID:xZORwDLZ0
「直してください。私が作ったわけじゃないので、私じゃ直せません」 
「有り得ん・・・有り得ん・・・有り得ん・・・」

うるさい。とっとと直せ。お前のせいで作業が遅滞しているんだ 
俺はこの間、やはり暇なので、参考書を読み漁ることにする。 
SQLでも勉強しておくか。 
そして井出がバッチを完成させたのは、その日の22時だった。 
俺はもう仕事する気がない。 
しかしみんな帰らない。上原さんなんて見てみろ 
マウスとペットボトルを間違えて持ってるぞ 
「ち、ち・・・が」 
すーはーーすーはー

帰りにくい・・・・・・・・・・・・・・ 


551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:08:49.60 ID:ciZDQJ2g0
そういや藤田さんでてこねーな 

566 名前:1:2007/11/25(日) 04:11:35.85 ID:xZORwDLZ0
藤田さんが一番仕事できるんだぜ。
俺と藤田さんを比べるならば、謙遜でも何でもなくて 
少年時代のクリリン=俺 
神コロ様=藤田さん 
ぐらいの差がある。SE兼PGとか言ってた気がする。 

「おい、1」 
「はい」 
「今日はもう帰っていいぞ」 
「いや、でもみんな頑張ってますし」 
「お前、今まで苦労してたんだろ。いいよ。帰れ」

社長から何か聞いたんだろうな。俺は帰ることにした。 
しかし、あのリーダー何かがおかしい・・・。 
普段のリーダーからは似ても似つかない発言だぞ・・・。

何かにおうな 


615 名前:1:2007/11/25(日) 04:19:28.44 ID:xZORwDLZ0
俺は忘れ物があるフリをして、戻ることにした。

コンビニで漫画を時間を潰す。 
30分ほど経ったか。会社に戻る俺。
いじめられっ子の俺はこういう予感がキュピーンだからな。 
開発室の前まで戻り、聞き耳を立てる。 
笑い声がしているようだ。

「マジどうしますか、リーダーw」 
「今のままじゃやばいな」

ほれ見ろ。何かの作戦会議立ててるぞ 
「とりあえず机移動しましょうよ。隣イヤですからw」 
井出だな。俺もイヤだ。しかし何を企んでいる。 
「ゴホッゴホッウフッ」 
上原さんか。死ぬんじゃないだろうな。 


660 名前:1:2007/11/25(日) 04:24:35.91 ID:xZORwDLZ0
「よし、机移動させるか」 
「了解しましたw」 
「おい藤田、おまえ手伝え」 
「いえ、私は手が離せないので」 
藤田さん良い人だな。 
「おい!上原ぁ!!!」 
「は・・・は・・・」 
「なんでもねぇ。座ってろ」 
ずずずーっと鈍い音が聞こえてくる。

何をしでかすつもりだ。
机移動させた所で俺は何にも感じないぞ。 


684 名前:1:2007/11/25(日) 04:29:53.61 ID:xZORwDLZ0
「よし、これで良い」

ここまで聞いといてなんだが、俺は部屋に入る勇気がなかった。 
ひとまず今日はこれで帰宅だ。 
そして翌日、俺は出勤してみると、机が上原さんの隣になっていた。 
やりたいことが見えてこない。

俺は何も無かったかのように 
「おはようございます。机移動してませんか?」 
「あぁ。ちょっと模様替えだ。井出が隣だとうるさいだろ?独り言多いから」 
まぁ確かに。しかし何の意味があって。席に座る。 
瞬間、すっぱい匂いが・・・。

わきがだ。 


 
715 名前:1:2007/11/25(日) 04:34:32.52 ID:xZORwDLZ0
凄くすっぱい。尋常じゃない。なんでこんな臭うんだ。 
目を見回す。う・・・!!なんと冷暖房の風向きがこっち側になっている。 
風上には上原さん。 
こ、こういうことか・・・!! 
しかし上原さん、こんな強度なワキガだったのか・・・。
だからみんなと席を離れてたんだな・・・・ 
仕事に集中できん!!

「す、すいませんリーダー」 
「なんだ」 
「席を元に戻したいんですが・・・」 
「バカ言うな。上原が隣だと良いだろ。聞きたいことも聞けるし」

はめやがったこの角刈り 


738 名前:1:2007/11/25(日) 04:40:34.45 ID:xZORwDLZ0
これはひどい。 
まさかこんな形で報復してくるとは。しかも俺は上原さんに対して厳しいことがいえない。 
あまりにもむごいからな・・・。しかしどうする。これから先、ずっとこれと付き合ってくというのか。 
いや待て。風上が上原さんなわけだから、俺が上原さんの席に行けば。 
上原さんを見る。 
リポビタンDのビンが20本ぐらい転がっている

や、やめておこう・・・。何か壮絶だ。

あっこに行ったら何かにとりつかれそうだ。 
俺は仕事もせずに2時間ほど、この悪臭との戦闘方法を考えていた。 
どう考えても席を戻すしかない。 
何か妙案がないものか。

「リーダー、1くんの席ですが」 
おっと来たぞ、藤田さん。 
頼みますよ、マジで 

768 名前:1:2007/11/25(日) 04:45:45.63 ID:xZORwDLZ0
「おう、なんだ藤田」 
「1くん、ハウスダストのアレルギーみたいなので、席を元に戻した方が良いと思いますよ」 
「む・・・」

GJ

「1くんはすでにうちの戦力となってますし、健康を損なわれるとうちが持たないと思いますし」 
「そ~だな。じゃーそーしよっかー」

なんだその言い方は。 
そして俺は何とか事なきを得た。 
2時間半ほど無駄になってしまったが。 
俺はもうリーダーや井出さんのような人間とは、
極力関わらないようにすることにした。 
あまりにも発想が幼稚すぎる。
 
しかし嫌がらせはこれだけで留まらない。 
 

789 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:48:18.89 ID:19nZYtFE0
藤田っていうひとはどっから出てきたんだっけな。
 
>>789 
藤田さんは最初の俺に設計書を教えてくれた人。名前出すの忘れてたんだ。 
 

 

800 名前:1:2007/11/25(日) 04:52:31.83 ID:xZORwDLZ0
俺がトイレ行ってる間、井出は俺のコーヒーに砂糖を4つぐらい入れたりしやがる 
おかげで甘ったるくて飲めん。こんぐらいなら別に気にしないというか、
小学・中学時代に比べたら屁のツッパリにもならん 
しかしだな、意図的に上原さんの近くに座らせるのやめてくれよ。

うちの会社は毎週火曜の10時から、開発室内で会議をするんだが 
その時の席順が何故かいつも俺は上原さんの隣。 
やはり臭いがキツイ。あとメガネが指紋だらけ。 
この人、本気でまずいんじゃないか・・・。どうして会社に来るのだろう・・・。 

823 名前:1:2007/11/25(日) 04:58:47.38 ID:xZORwDLZ0
とりあえず納期まであと三日。 
リーダー曰く、毎日0時には会社出れる、とのこと。 
幸いなことに、仕事に関しては邪魔が入らないので幾分かマシだ。 
ひどい所だと、作成中のデータを消したりするらしい。
そんなことされたら死んでしまうぞ。

C♯の組み込みも今のところ順調だ。 
設計書も上原さんが書き直してくれたおかげで、かなり見やすい。 
あの人は命を削って仕事をするタイプの人だ。それだけに確実なんだ。 
ほら見てみろ、あの上原さんを。 
鬼太郎みたいな髪型になっちゃってるだろ。
 
もう背中から死のオーラが漂っている。 

835 名前:1:2007/11/25(日) 05:03:09.38 ID:xZORwDLZ0
ありがとう、上原さん。 
俺はC♯のプログラムを書き上げる。 
井出が横であ~あとか言って、
背伸びするフリして髪の毛触ってくるけど気にしない。 
設計書で分からない所があったので上原さんに聞きに行った。

「すいません、ここなんですが」 
「へい」 
誰だ 
「この変数名、こことかぶってるんですけど、同じで大丈夫ですか?」 
「だ、だ、だ、だい」 
大丈夫か。OK 
「ありがとうございました」

間に合いそうだ。納期まであと2日。 
帰る時間は0時前後。終電ギリギリだぜ。 

 

 
837 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 05:03:59.46 ID:ciZDQJ2g0
へいwwwwwwwwwwwwwwwwww 

 

850 名前:1:2007/11/25(日) 05:08:58.40 ID:xZORwDLZ0
しかしここで大問題が発生。
かねてからの低スペックマシンがここで仇となった。 
なんとC♯のプログラムがデバッグで起動せんのだ。

いや、正確には起動するけど、動作がトロすぎて確認作業ができるレベルじゃない。 
極力リーダーと接触したくなかった俺だが、背に腹は変えられん。

「すいません」 
「なんだ。久しぶりだな、お前と会話するの」 
うるさい 
「C♯の確認作業なんですが、デバッグ実行が重すぎて行えないですけども」 
「メモリ増やせば?」 
「時間がありません」 
「知らんよ。自分で何とかしろ。俺は何でも屋じゃない」 
ホント最悪なリーダーだな。 
俺は席に戻った。困った時に頼れる人。
 
藤田さんしか居ない。


 
867 名前:1:2007/11/25(日) 05:13:22.36 ID:xZORwDLZ0
「すいません、藤田さん」 
「うん?」 
「デバッグ実行ができないんですけど、どうしたらいいでしょうか」 
「うーん・・・。目視でとりあえず追ってみた?」 
「はい」 
「うーん・・・。昼休憩でよかったら、私のパソコン貸してあげるから、
それでデバッグしてみなさい。動作環境はあるから」

さすが藤田さんだ。

俺はお言葉に甘えて、昼休憩パソコンを使わせていただいた。 
こっそりスペックを調べる 
メモリ1G 
な、なんだってー!!!! 
しかもOSがXP。なんだこの差は。

快適な操作でちゃちゃっとデバッグを行う。
いくつかバグがあったが、操作が快適すぎて一時間で取り終えた。 
よし! 
ひどすぐるwwwwwww

 

 
873 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 05:14:45.10 ID:qYCnL1mH0
なんというスペックの差・・・ 

 

 
894 名前:1:2007/11/25(日) 05:18:59.28 ID:xZORwDLZ0
あとは最後の組み込みを終えて・・・ 
最強に長い二週間だった・・・。 
まさに怒涛だと言って良い。
 
俺は母ちゃんに胸を張って自慢できる仕事が出来ただろうか。

その日は気合入れて2時過ぎまで残って仕事をやってた。 
上原さんと藤田さんは俺が帰ってもまだ仕事をしているようだ。よくやるよ、ほんとに・・・。 
そしてついに納期を迎える。火曜の会議で、リーダーに提出。

「よくやったな、おまえ」 
「自分でもそう思います」 
「普通だったらやめるぞw」 
だろうな 
「おまえ根性あるわw まぁ次からもがんばれやw」 
そして仕事を終えた俺は一息ついた。 
すると社長から呼び出しを食らった。 


923 名前:1:2007/11/25(日) 05:24:38.65 ID:xZORwDLZ0
一体なんだろうか。特別賞与か何かくれんのかな。 
ノックする。

「どうぞ」 
「失礼します」 
「よくがんばったな、1くん」 
「おかげさまで。けど、ちょっと休みたいですね。弱音を吐くんじゃないですけどw」 
「いやいや、いいよw 1週間ぐらい休みを取りなさい」 
「ありがとうございます。それで話ってなんでしょうか」 
「いやーリーダー居るだろ」 
「えぇ」 
「変わってみないかね、次のプロジェクトで」

は?

「藤田くんが一番適任なんだが、彼はその気がないみたいでね。
それで二番目の実力者の君に頼みたいんだよ」

おいおいおいおい、ちょっと待て!!!!
どーする俺!?どーなる俺!?続くぅ!!(たぶん 

デスマ編 完 
 
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない【その3】